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1GBまでのファイルを無料で使える初心者でも安心のデータ消失に救世主なソフトを使ってみた[MiniTool Power Data Recovery]

ソフトウェア
この記事は約10分で読めます。

ある日突然、大切なデータがパソコンから消えてしまったら――。写真、動画、仕事の書類……思い出も努力も、一瞬にして消えてしまうなんて悪夢ですよね。先日バックアップの大切さを記事にしていますが、タイミングが悪くたまたまバックアップする前だったと言う事もあるでしょう。

もしもの時に頼れる「データ復元の最後の砦」、それがMiniTool Power Data Recoveryです。この記事では、初心者にもやさしく、そして確実にファイルを取り戻してくれるこのソフトの魅力を、実際の使用感を交えて紹介していきます。

MiniTool Power Data Recovery

本記事の内容はバージョン12.5時点での情報になります。

MiniTool Power Data Recoveryは、北米のカナダとアジアの香港を拠点に、主にデータ管理、バックアップ/復元、動画編集などのソフトウェアを開発・提供している会社「MiniTool Software」が開発したファイル復元ソフトです。誤って削除したファイルはもちろん、フォーマットされたUSBメモリや壊れたパーティションからもデータを復元できるというスグレモノ。

一見すると「専門知識が必要なのでは…?」と思いがちですが、インターフェースはとてもシンプルで、パソコン初心者でも直感的に使える設計になっており、公式Webサイトにもこう書かれています。

MiniTool Power Data Recovery Freeはわずか3つのステップでデータ復元を迅速的かつ効果的に達します。

  1. 復元対象をスキャン
  2. 復元中身を確認
  3. 復元データを保存
https://jp.minitool.com/data-recovery-software/free-for-windows.html

主な機能と特徴

様々な記憶媒体のデータ復元に対応

  • HDD(ハードディスク)
  • SSD(ソリッドステートドライブ)
  • USBメモリ
  • SDカード
  • その他

Windowsが認識できるほとんどすべてのストレージデバイスに対応しており、たとえメディアが破損していても可能な限りスキャンして復元を試みてくれます。

削除・フォーマット・破損など、さまざまな状況に対応

  • ごみ箱を空にしてしまった
  • パーティションを削除してしまった
  • 誤ってSDカードをフォーマットしてしまった

日常的に起こり得る削除から、誤った操作や思いがけない事までこのソフトウェアなら可能な限り復元する事が可能です。

バージョン比較

MiniTool Power Data Recoveryは『ホーム向け』と『ビジネス向け』の二つがあり、その中にもそれぞれ四種類での価格帯に分かれています。

ホーム向け

フリー月間サブスクリプション年間サブスクリプションアルティメット
価格09,500円(税別)12,300円(税別)17,900円
13,700円(税別)
復元可能データ量の制限1GB無制限無制限無制限
利用可能なPC台数制限(ライセンスあたり)無制限1 PC1 PC3 PC
アップグレードサービス1ヶ月間無料アップグレード一年間無料アップグレード生涯無料アップグレード
技術サポートEメールよりEメールよりEメールよりEメールより
全ての仕様比較は公式Webサイトを参照して下さい
ホーム向け(フリー版)での機能制限
  • 復元可能データ量の制限が最大1GBまで
  • Windows Server上で失われたファイルの復元ができない
  • 前回スキャン結果の再読み込みができない
  • .rssファイルを手動でインポートできない
  • WinPE Bootable Builderが使えない

ビジネス向け

スタンダードデラックスエンタープライズテクニシャン
価格16,500円(税別)27,600円(税別)55,400円(税別)69,300円(税別)
全ての仕様比較は公式Webサイトを参照して下さい

ダウンロードからインストールまで

ダウンロード

今回はホーム向け(フリー版)を実際に使用してみました。ダウンロードは公式サイトから可能です。

インストール

ダウンロードが終わったら『管理者として実行』でインストーラーを開きます。

標準は『EULA』と『プライバシーポリシー』への同意と『今すぐインストール』だけで、特に迷う事も無くインストールを行う事が出来ます。ここは他のMiniToolのソフトウェアでも同じでとても分かりやすいインストールウィザードになっています。『カスタムインストール』では以下項目を設定する事が可能です。

  • 言語は『日本語』の他に6言語から選択可能(英|独|西|仏|伊|韓)
  • インストールパスのデフォルトは『C:\Program Files (x86)\MiniToolPowerDataRecovery』
  • 『カスタマーエクスペリエンス向上プログラムへの参加に同意する』はデフォルトでチェック有り

インストールする直前に『警告』でインストール場所を改めて確認されます。これは復元したいディスクドライブに本アプリケーションをインストールしてしまうと、折角復元出来るファイルだったのにインストールによって上書きされてしまい復元出来なくなる事を避ける為の様です。

確認が出来たら『はい』を押下すればインストールが開始されます。

インストールも待たされる事も特に無くスムーズに完了します。

起動と画面構成

2025年7月現在での本ソフトウェアのバージョンは『12.5』となります。

  • 論理ドライブ
  • デバイス
  • ユーティリティ
  • スキャン設定

論理ドライブ

『Cドライブ』や『Dドライブ』など、Windows上で設定している論理ファイルシステムが表示されます。特定のディレクトリから削除したファイル以外の場合は、こちらからドライブごとスキャンする場合が殆どかと思うのでこの画面が一番利用するシーンが多いのでは無いでしょうか。

デバイス

ハードウェアで認識出来る物理デバイスの情報が表示されます。最近では1つの物理デバイスで論理ファイルシステムを分けている人も少ないのでは無いかと思うので、あまりこちらの画面からスキャンする場面は少ないのかも知れません。

ユーティリティ

Power Data Recovery Bootable

Windows PEのブータブルメディア作成機能です。手軽にUSBやCD/DVD型のブートディスクを作成する事が出来るので、万が一Windowsが正しく起動しない状態でもこのツールで作成したブートディスクを利用すればWindows PE環境からファイル復元を行う事が出来ます。

Windows PE(Windows Preinstallation Environment)は、Windowsのインストール、展開、修復に使用される軽量なオペレーティングシステムです。

MiniTool System Booster

MiniToolが販売する『システム高速化向け』ソフトウェアです。Deepclean機能で様々な問題を包括的に解決を行い、性能維持向上を行う事が出来ます。また、ActiveCare機能で自動的にスキャンを行わせる事も可能です。

無料版年間サブスクリプション
価格$0$49.00
$24.50

スキャン設定

ファイルシステムの指定から、探したいファイルの種類を設定する事が出来ます。復元したいファイルなどが最初から決まっている場合は、こちらで指定してしまうのも良いかも知れませんね。

使ってみた

テスト構成

今回は以下の環境でファイルのスキャンを実施してみました。

  • 『スキャン設定』はデフォルト値
  • スキャンしたディスクは1TBのHDD
  • 事前に作成したテキストファイル『テストファイルです.txt』を削除した後、ゴミ箱からも削除

スキャン開始

スキャンだけ押してしまえば、『スキャン設定』で事前に設定した内容に従って後は勝手にファイルを探し出してくれます。今回の環境では大体2時間弱程度で、HDDのスキャンが完了しました。残り時間にほぼ差異は無いので目安には出来そうでした。

スキャン中でも発見したファイルについては、プレビューや復元動作を実行する事が出来るので復元したかったそれらしいファイルを見つけたら、途中でも確認から復元は時間短縮にもなるので凄く良い機能です。

スキャン終了と復旧まで

スキャンが完了すると、ファイルサイズとファイル数が表示されるのと同時にエクスプローラー形式でディレクトリやファイルを見る事が出来ます。

事前に作成・削除とゴミ箱からも削除しておいたテキストファイル『テストファイルです.txt』も正しくスキャンされて表示されています。今回はファイルを削除してから時間もそんなに経っていなくて、このディスクへのその他書き込みなどをそんなに行っていなかったので割と最初の方で見つける事が出来ていたようです。

ファイルを選択して右クリックからの『復元』、若しくは画面右下にある『保存』を押下すると該当ファイルの保存先を選択する画面になります。ここでも最初のインストール時に注意書きのあった警告も同時に表示されていますね。

保存する場所には気を付けながら、スキャンしたディスクとは別のディスク領域を選択して『OK』を押下します。 

保存が完了すると『回復完了』の画面になります。尚、今回は体験版での利用なので残り容量も表示されています。

ここまで『スキャン|確認|保存』と言う簡単なステップで復元まで完了出来たので、公式サイトで謳われていた通りとても簡単に作業を行う事が出来ました。

復旧が難しそうなファイル

かなり昔の画像ファイルも名前は正しく表示されていましたが、実際に画像を確認しようとプレビューを押したらこのような画面になりました。ニ年前くらいにパーティションを削除してフォーマットしたディスクの時のファイルだったので、その後に新しくパーティションを作ってファイル置き場として使っていたからか流石に復元は出来ませんでした。

実際に復元までは出来たのですが実際に開くと、『サポートされていません』と言う風に表示されてファイルが壊れていました。

よくある質問

公式Webサイトでも『よくある質問 (FAQ)』として代表例が記載されています。

Q
復元されたファイルを開くことができないのはなぜですか?
A

復元されたファイルを開くことができない場合、データ復旧前にファイルがすでに損傷されたことを意味します。

Q
紛失または削除したファイルが復元可能かどうかをどうすれば確認できますか?
A

MiniTool Power Data Recovery Freeを使って、ドライブスキャンを行って検出したデータから復元したいのがあるかを中身プレビュー機能より確認できるのです。そして、1GB以下のデータを復元したい場合、直接この無料版で済ませます。さらに、それ以上のデータを復元するなら、有償バージョンのご利用をお勧めします。

Q
MiniTool Power Data Recoveryは安全ですか?
A

ご安心ください。MiniTool Power Data Recovery製品シリーズは、ディスクドライブやほかの記憶デバイスからすでに失われたデータと削除されたデータについてのみ、スキャンを行い、データの復元をするのです。対象ドライブ自体とその中の既存データには変更を一切もたらしません。

Q
ハードドライブをスキャンするのにどのくらい時間がかかりますか?
A

通常、スキャンプロセス全体は30分以内に完了しますが、ドライブに非常に多くのファイルがある場合、ハードドライブのサイズによっては、スキャン時間が最大3時間続く場合があります。

個人的に一番気になったFAQはこちらでした。最初のインストール時やファイル復旧時でも通知されていた部分の事ですね。

Q
復元したファイルを元の場所に保存しないのはなぜですか?
A

ディスク領域に二重上書きまたは多重上書きの恐れをもたらして、次回に同じ領域からのデータ復元操作に復元できない影響を及ぼす可能性があるので、一度復元したファイルを元の場所に保存しないほうが強くお勧めします。

まとめ

  • スキャン|確認|保存の3ステップで誰にでも理解しやすい直感的なインターフェース
  • 細かい設定が特に無いので、事前準備に手間取る事も無く使う事が出来る
  • 無料版でも1GBまでの復旧が可能なので、かなりのファイル数を復旧させる事が可能
  • NAS(ネットワーク接続ハードディスク)には対応していないのか設定する事が出来なかった
  • 無料版だからか不明だが、復旧ソフトウェアなのに『System Booster』の通知が割と多めにある

私たちの生活は、写真や書類、思い出といった「データ」にあふれています。そしてそれは、ほんの小さな操作ミスやトラブルで一瞬にして失われる可能性があります。

MiniTool Power Data Recoveryは、そんな時にそっと手を差し伸べてくれる救世主のような存在のデータ復元ソフト。無料でも試せるので、「万が一」に備えて一度チェックしてみてはいかがでしょうか?

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