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【プレイレポ】遂に始まった首都高で頂点を目指す物語

Game
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記載された情報は早期アクセスゲーム初日(2025/1/23)時点での情報です。今後のアップデートにより、情報が古くなっている可能性もあります。

早期アクセスゲーム早期アクセスのゲームは未完成であり、これから変わることも変わらないこともありえます。現段階でこのゲームのプレイに満足できないと思われる場合は、 開発がさらに進捗するまで待つことをお勧めします。

「あの頃」の興奮を再び!首都環状を舞台に、カスタマイズした自分だけの愛車を作り上げて頂点を目指す首都高バトルが遂にSteamで早期アクセスゲームとして、ダウンロード販売が始まりました。レースゲームとしてはForzaシリーズやグランツーリスモシリーズも有名ですが、日本の首都環状を舞台にしたレースゲームは無かったのでかなり期待のゲームでは無いでしょうか。

今回はゲーム冒頭の部分だけのプレイにはなりますが、実際の画面と共に紹介したいと思います。

簡単なルール説明

  • 首都環状を走りながらライバルとなる相手と対戦して勝つ

  • 勝った賞金やポイントで車のチューンナップや新しい要素を開放する

凄く大雑把に言いましたが、極論はこの二つの繰り返しです。

車の購入からスタートまで

最初に車を購入する所から始まるのですが、購入可能な車はSUZUKI・TOYOTA・MAZDAから1台ずつが選択可能でした。性能は最初に選べるので、殆ど同じような感じになっている感じですね。

SUZUKI – SWIFT Sport (ZC33S) ’22

  • 駆動方式 – FF
  • 吸気方式 – ターボ
  • 総排気量 – 1,371cc
  • スピード指標 – 246.69

TOYOTA – SPRINTER TRUNO GT-APEX 3door (AE86) ’87

  • 駆動方式 – FR
  • 吸気方式 – 自然吸気
  • 総排気量 – 1,587cc
  • スピード指標 – 244.04

MAZDA – ROADSTER RS (ND51RC) ’15

  • 駆動方式 – FR
  • 吸気方式 – 自然吸気
  • 総排気量 – 1,496cc
  • スピード指標 – 248.76

車を決めたら、色とナンバープレートの設定。色はメーカー純正カラーから選択式になっていて、好みの色への設定はこの時点では出来無さそう。ナンバープレートは地名・分類番号・業務区分・一連指定番号と細かい指定が可能。更にノーマルタイプか、字光式で光らせる事までカスタマイズ出来るので自分だけの一台を作れます。

全て決めたら遂に購入です。購入が終わったら早速ガレージに移動しようと促されるので、指示通りに移動すると首都環状に走りに行こうとなります。

最初だからか、特に細かい車の設定なども無くてすぐゲーム本編が始められます。

首都環状を走りつつライバルとの対戦

最初は『神田橋 C1 内回り』からコースに入るのですが、恐らく進めていく内に入れる場所が増えてきそうな感じでした。そして何よりこの上なくコースが広いことに驚きです。

『C1』『羽田線』『台場線』『湾岸線』『横羽線』『深川線』があって、その中にコースタイムを計測する所や最高速度を測る所などがあり、ただ走ってライバルを倒していくだけでは無くてサブ的な要素も要所要所に組み込まれている感じです。

操作方法が一通り説明されたら、前を走っている最初のライバルにパッシングすると対戦が始まります。勝ち負けのルールについては、ゴールすれば勝利と言う王道のレースゲームとは異なりゴールはありません。

首都高バトルにおけるルール

前述の通りで『ゴールが無い』ので勝負はドライバーの精神を数値化したスピリットポイントと呼ばれる、所謂体力制になっています。これを全て削りきった所で勝利となるので、相手に寄っては長時間の走行となる場合もありそうです。次にそのスピリットポイントの削り・削られ方が以下の通り。

  • 相手と自分の走行差が25mを過ぎた所から減り始める
  • 走行中に他の車や壁に当たっても減るので、相手の車が他の車や壁に当たっても同様に減る

要するに相手をブッちぎって前を走り続ければ勝つと言う単純明快と言えば単純明快。

最初はある程度、ゴリ押しな感じでただ前に向かって走り続けていれば勝てるので問題は無いのですが、後半になるにつれて速度だけの戦い方では勝てなくなってくるみたいなので、走行ラインをブロックしたり他の走行中の車を上手く活用すると言った独特のレース展開が必要になってくる様です。

勝利後に一旦ガレージに戻って下さいと案内されるので戻ると、RESULT画面になってコースインしてからガレージに戻るまでの戦歴がCPと言うポイントに換算されます。

  • BATTLE – 自分が戦った履歴。戦った相手の情報と勝ち負けが記録されている
  • 獲得したCP – 要するに賞金。これを貯めてTUNEやAEROで車のカスタマイズ、DEALERで車の購入を行う
  • 獲得したBP – ライバルに初勝利をすると貰えるポイントで、PEAKで様々な要素開放に使える

メニュー画面

最初の対戦が終了したら、全メニューが開放されて見る事が出来るようになります。

DEALER

ゲーム開始時にも見た車を購入する所。PEAKでマシンを開放すると、車種やメーカーも増えていくようです。

COLLECTION

自分が保有する車種の売買や、ナンバープレートの変更ができる所。他の車種への乗り換えもココで行うようです。VIEW画面もあるので、自分の車を心ゆくまで見る事もできます。

REFERENCE

今までに倒したライバルの一覧とその詳細情報、特定のエリアで走ったラップタイムを記録したセグメント記録、特定の場所での最高スピードを記録したスピードトラップ記録が見れる所。ライバルの詳細情報では相手の小ネタが入ったプロフィールも見る事ができます。

PEAK

ライバルとの初勝利で得られるBPを使って各種様々な要素開放をする所。走行時に与える与えられるダメージ量の増減・SPゲージ増量やタイヤ摩耗の減少・所持CP最大量の増量・車種の追加・チューニングレベルの増加と、開放したい事尽くしです。

GARAGE

今乗っている車の詳細や今までのレポート、コースインを行う所。設定は装着するタイヤの設定とスキル設定のみです。

TUNE

ライバル達との勝負で手に入れたCPを使って車をパワーアップさせる所。最初は全項目Lv1しかパワーアップする事は出来ませんが、PEAKで要素を開放すれば次のレベルにする事が出来るようになります。

SETTING

タイヤのアライメントやブレーキ、トランスミッションの設定など車の細かい設定部分を行う所。TUNEでパーツをアップグレードした後に、細かい設定を行う事が可能になります。初期状態ではブレーキのみ設定可能です。

AERO

外装部分のカスタマイズを行う所。ボンネットや、リアスポイラーなど数種類の中から購入して装着する事が出来ますが、現状ではカスタマイズを行っても性能には一切影響が無いので優先度は低めかも知れません。

LIBERY

カラーリング設定やデカールの設定ができる所。こちらは購入の必要は無く、無料で設定が可能なので拘った自分自身のカスタマイズされた車にする事ができます。色も最初に購入時はメーカー純正カラーのみでしたが、ここではカスタムカラーでの設定が可能です。

OPTION

ゲーム全般の設定ができる所。設定は一般的なレースゲームと同じように出来ますが、コントローラー設定で細かい部分の設定も可能かと思いきやと言う部分はあります。

走り屋のライバル以外でも対戦

このゲームでは一般車にもパッシングをする事で対戦出来るのですが、その中にはタクシーもいます。試しに初期状態でこのタクシーに挑んでみたら、見事にブッちぎられたので出現するライバルより強い一般車もいるのかもしれませんね。

総評

SteamDB Ratingpositive reviewsnegative reviews
90.20%95.9%4.1%
https://steamdb.info/app/2634950/charts/

Steamの総合レビューも圧倒的に好評でまずまずの滑り出しをしている様には見えますが、現時点での個人的評価としてはオススメするかしないか微妙なラインな気がします。

首都環状でバトルするレースゲームと言う本来の首都高バトルと言うゲームについては、懐かしさもあり待ち望んでいた所はありますが、コンセプトは違えど他のレースゲームと比べてしまうと早期アクセスだからか分かりませんが目新しさがあまり無いようにも思えます。

  • リアルに再現された首都高を、お馴染みの車種から懐かしい車種まで様々なカスタマイズをした車で走る事が出来る
  • 登場するライバルだけで無く一般車(タクシーなども可)とも対戦が可能と言うユニークな仕様
  • AEROパーツやLIBERYでのデカールカスタマイズの種類が豊富で、人と被らないオリジナルの車を作り出す事が出来る
  • ゲーム開始時にコントローラーを推奨する画面が出てくるが、実際のゲーム内では十字キーでの操作はほぼ出来ずアナログスティックになるので直感的な操作選択ができない
  • アーケード版の頭文字Dや湾岸ミッドナイトくらいの挙動に慣れすぎたせいか、今作の挙動があまりに不自然で曲がり方に違和感を覚えるくらいに変
  • フリー走行の楽しさを目的にしているのか、コースイン後にライバルを倒して次のライバルが反対車線にいた場合、一旦ガレージに戻らないといけないのでテンポが悪い。ゲーム内でもマップを開いて選択したら移動できるくらいが良い
  • PEAKで様々な要素を開放するが、現時点では出てくるライバルを全て倒しても全要素の開放が出来無さそう(1ライバルが1ポイントで公式では総勢200人以上登場と書かれている)
    • ドライバーレベル – 1項目3ポイント消費 * 18項目 = 54ポイント必要
    • スキル – 1項目3ポイント消費 * 31項目 = 93ポイント必要
    • パーク – 1項目1ポイント消費 * 35項目 = 35ポイント必要
    • マシン – 1項目3ポイント消費 * 45項目 = 135ポイント必要
    • チューニング – 1項目3ポイント消費 * 27項目 = 81ポイント必要

まだ出たばかりの早期アクセス版で、公式からも『フルバージョンで、シナリオや車両とライバルの追加を行い、ほかに残された多くの改善点や問題点を解消』とあるので、今後に期待したい所です。

© Genki
© 2025 Valve Corporation.

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